大阪府立大学Webマガジン 「ミチテイク・プラス」で、ロボセンが紹介されました。
記事では、ロボセンの共同開発者である二瓶准教授が、ロボセン開発の経緯やサポイン事業での取り組み、今後についてインタビュー形式でお話しされています。

▼IoT技術を用いた持続可能な養殖漁業に向けて 「ロボセンプロジェクト」順調に航海中!
http://michitake.osakafu-u.ac.jp/2021/05/26/robosen_nihei/
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船体にかかる抵抗などについてはこれまで試験を積み重ねてきましたが、今回はアームと呼ばれる船体と上部構造の接続部の強度について、大阪府立大学の船舶動揺水槽で確認試験を行いました。 試験には1/3模型を使用し、船の自航速度、波周期をフルード則でスケールダウンして試験条件を設定し、加速度、pitch角、heave、曲げひずみを計測しました。


ロボセンの代表的な特徴である定点保持技術(特許第6332824号)に続き、航行や定点保持といった船舶の動きを、船体の向きや推力の調整で自動的に制御する自動航行技術について特許を取得しました(特許第6796292号)。
また、波の中において計測器を搭載する上部構造の揺れを減揺する技術についても特許を取得しました(特許第6792809号)。

株式会社KDDI総合研究所様にロボセン(RS-02型)をご採用頂きました。
今後、4G LTEネットワークに接続しスマートフォンでの遠隔制御や長時間使用が可能な水素燃料電池搭載など、多岐にわたってロボセンの活用が期待されます。

また、「日本初、モバイル回線に接続したスマートフォンで遠隔制御可能な水上ドローンの開発」としてプレスリリースの配信が行われました。
▼株式会社KDDI総合研究所様によるプレスリリース
https://www.kddi-research.jp/newsrelease/2020/111901.html
▼大阪府立大学様によるプレスリリース
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新型機RS-02型ロボセンが完成した2020年は、火散布沼(北海道厚岸郡浜中町)で実海域試験を行いました。火散布沼では良質美味なウニが養殖されていますが、豪雨被害により塩分が低下し、ウニが大量に斃死するという事案が発生。漁業者の方々に大きな損害を及ぼしました。
サポイン事業では、その原因を解明するため沼内の高精度な水質シミュレーションとAIによる水質予報技術を確立し、被害を未然に防ぐことを目的に研究開発に取り組んでいます。
火散布沼での試験では、ロボセンの性能向上試験を行うとともに、ロボセンを使って高頻度かつ高精度な水質環境計測を行い、高精度な水質シミュレーションとAIによる水質予報を確立するために必要となる学習データを収集しました。



実機サイズのRS-01型を製作したことにより、プールや実海域での水上試験が可能となり、風や波浪中における推進性能の検証や、回頭機構、制御システム、昇降装置など各機構の検証試験を繰り返し行うことができました。そして、RS-01型を使った検証試験で抽出した課題と改善改良を織り込んだ商用モデルのRS-02型が誕生しました。
RS-01型では、船体はGFRP製でしたが、上部構造はアルミ複合板での試作でした。RS-01型での試験により上部構造内への必要搭載物やその最適配置等が明確になったことから、RS-02型では上部構造についてもGFRPで製作しました。 また、船体と上部構造を繋ぐアーム部分を金属製にして強化し、昇降装置は様々な機種の水質計測器に対応できるよう大型化しました。さらに、プロペラサイズやモーターなどの推進器周りを改善し推進力を強化しました。


大阪府立大学様、国立環境研究所様、株式会社東京久栄様との共同開発事業が、中小企業庁の令和2年度予算「戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)」に採択されました。
■採択概要
| 研究開発計画名 | 四胴型自動航行船の研究開発と、AIによる水質予報技術の確立 |
| 研究実施者 | 日本海工株式会社、大阪府立大学 国立研究開発法人 国立環境研究所、株式会社東京久栄 |
| 事業管理機関 | 一般財団法人 大阪科学技術センター |
| 研究期間 | 3年 |
| 補助金申請額(上限) | 9,750万円 |
■事業概要
海面・内水面養殖業において水質予報が強く求められている。そこで四胴型自動航行船「ロボセン」の付帯装備の高度化技術を開発し、ここで得た水質ビッグデータにより超高分解能水質シミュレーションを高精度化する。
さらにAI技術を導入し養殖場の水質予報システムを開発する。付帯設備が高度化したロボセンによる水質ビッグデータと市販PCで実行可能な水質予報、この両者を開発することにより養殖漁業の持続可能な成長に貢献する。

