通信アプリケーション・障害物回避装置(2021年)

ロボセンの付帯装備高度化として開発中の通信アプリケーションおよび障害物回避装置について、2021年度の実海域試験(北海道浜中町火散布沼)で試験運用を行いました。


通信アプリケーション


 通信アプリケーションは、LTE通信を利用してロボセンの遠隔操作と位置情報などのモニタリングを行うもので、本試験ではマニュアルモードでの推進器操作と航路変更、オートモードでの司令伝送、ロボセンの位置情報のモニタリング、WEBカメラ映像による周囲監視などの試験を行い、これらの性能について実装可能であることを確認できました。

オフィスからの遠隔操作状況
アプリケーション画面



障害物回避装置


 自動航行で不可欠となる障害物回避機能についても開発が進んでいます。
 障害物回避装置は、搭載するレーザーが障害物を検知した際、回避航路生成プログラムが回避航路を生成し、生成された回避航路に従ってロボセンが自動航行するという一連の機能ですが、本装置についても実装可能であることを確認できました。

障害物回避航行状況