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新型機RS-02型ロボセンが完成した2020年は、火散布沼(北海道厚岸郡浜中町)で実海域試験を行いました。火散布沼では良質美味なウニが養殖されていますが、豪雨被害により塩分が低下し、ウニが大量に斃死するという事案が発生。漁業者の方々に大きな損害を及ぼしました。
サポイン事業では、その原因を解明するため沼内の高精度な水質シミュレーションとAIによる水質予報技術を確立し、被害を未然に防ぐことを目的に研究開発に取り組んでいます。
火散布沼での試験では、ロボセンの性能向上試験を行うとともに、ロボセンを使って高頻度かつ高精度な水質環境計測を行い、高精度な水質シミュレーションとAIによる水質予報を確立するために必要となる学習データを収集しました。
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